板バネ活用事例

極小部品へのメッキ処理

極小部品へのメッキ処理
【 DATA 】

材質:C1100P(タフピッチ銅)
板厚:t=0.3
加工:プレス、金メッキ(封孔処理込み)

大きさ10mm程の非常に小さな製品です。加工性、耐食性に優れたタフピッチ銅を使用しております。
コストを合わせる為にメッキはバレル処理で行う必要があり、製品に変形が発生しないようノウハウを活かしてメッキ処理しております。

リン青銅への絶縁処理

リン青銅への絶縁処理 (1)
リン青銅への絶縁処理 (2)
【 DATA 】

材質:C5210-H(バネ用リン青銅)
板厚:0.2mm
加工:レーザー、汎用型曲げ、ニッケルメッキ、絶縁処理

リン青銅にニッケルメッキを処理し、さらにその上から絶縁コーティングを施した製品です。
製品の薄黄土色の部分が絶縁処理されており、対電圧試験100V(被覆部をクリッピングして測定)にも合格しております。

板バネの低温黒色クロムメッキ

板バネの低温黒色クロムメッキ (1)
板バネの低温黒色クロムメッキ (2)
【 DATA 】

材質:SUS304CSP-H(オーステナイト系ステンレス)
板厚:0.2mm
加工:プレス、低温黒色クロムメッキ

低温黒色クロムメッキ処理は、合金のような黒色の金属表面を作り出す特殊な表面処理です。
優れた光学的特性を持った処理で、この製品は乱反射防止が必要な部分に使用頂いております。
薄膜ですが、耐食性にも優れております。

ステンレスのカール曲げ

ステンレスのカール曲げ
ステンレスのカール曲げ (2)
【 DATA 】
材質:SUS304 BA(オーステナイト系ステンレス)
板厚:0.2mm
加工:プレス

光沢のある表面仕上げが施された材料を曲げ加工しております。
一度の工程で曲げきるのではく、曲げ加工の工程を幾つかに分けてプレス加工することで、曲げ傷を抑え、きちんと形状を出すことができます。

複相系ステンレス鋼での製品加工

NSS DP-2加工事例
【 DATA 】
材質:DP-2(複相系ステンレス)
板厚:0.6mm
加工:プレス、バレル研磨

大きさ40mm程度の製品で、順送プレス金型にて加工しております。
加工性や強度が優れているNSS 431DP-2(日鉄ステンレス製の複相系ステンレス鋼)を使用頂いております。
SUS301材やSUS304材と比較して、熱処理が不要であり、ニッケルの含有量が少ない為、コストダウンが期待できます。

板バネ(HT1770)の時効処理

板バネ(HT1770)の時効処理
【 DATA 】
材質:HT1770(析出硬化型ステンレス)
板厚:1.0mm
加工:プレス、時効処理(析出硬化処理)

HT1770材は適切なバネ性を得るために時効処理(析出硬化処理)という熱処理が必ず必要になります。
時効処理前の表面はステンレス色ですが、時効処理後は銅に近い色へ変色します。大気中の酸素と反応して材料表面の酸化被膜が変色し、このような色になるのですが、性能上の問題はございません。
また、HT1770材は冷間加工状態での成形性が良く、カール曲げなど通常のステンレス材では難しい加工も対応可能です。

小型ダウンライト用の板バネ

小型ダウンライト用の板バネ (1)
小型ダウンライト用の板バネ (2)
【 DATA 】
材質:HT1770(析出硬化型ステンレス)
板厚:0.3mm
加工:プレス、時効処理(析出硬化処理)

大きさ20mm程度とダウンライト用板バネとしては小型ですが、通常のSUS鋼よりも高いバネ性が求められるものです。
成形加工性が良く、優れたバネ特性を持っているNSS HT1770(日鉄ステンレス製の析出硬化系ステンレス)をご提案し、加工しました。

薄い板バネへのメッキ処理

P1170673
【 DATA 】
材質:SUS301CSP-1/2H(オーステナイト系ステンレス)
板厚:0.2mm
加工:プレス、金メッキ(ラック処理)

腕時計に使用されている電池の端子部品です。
板厚0.2mmと薄い板バネに金メッキを施しており、製品が変形しない様に1つ1つをラックに吊って処理(ラック処理)しております。
ノウハウを活かして、吊り跡ができるだけ残らないように対応しました。

ロックバネ

ロックバネ
複数の加工方法(ロックバネの場合)
【 DATA 】
材質:S50CやS60C(炭素鋼)
板厚:0.5mm~0.7mm
加工:プレス、熱処理、カシメ、表面処理(三価クロメート処理とベーキング処理、ディスゴ処理など)

工事現場の足場や高枝切りバサミ、雪かきスコップなどの、パイプとパイプを繋ぐ方法として板バネを使用頂いております。
板バネ側の係合突起によりパイプ同士を繋ぎ、固定します。
加工方法は大きく2種類に分かれ、係合突起用のピンをカシメしているものと、絞り加工で突起を成形しているものががございます。
パイプ径も様々ですので、費用や用途、サイズに合わせた設計・加工方法を弊社ではご提案させて頂いております。

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車止めポ-ルギボシ用板バネ

車止めギボシ用バネ
車止めポール用ギボシバネ
【 DATA 】
材質:SUS301CSP-1/2H(オーステナイト系ステンレス)
板厚:0.8mm
加工:プレス

公園などの車止めポール先端部に樹脂キャップを取付しているものがあります。
従来は樹脂キャップとポールをネジ止めしておりましたが、板バネを使用することでワンタッチで取付可能になり、施工時の工数削減、盗難被害防止を可能に致しました。
八方向に広がった板バネが引っ掛けになり、ポールからギボシが外れない様になっております。

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