板バネ活用事例

高耐食溶融めっき鋼板での製品加工

高耐食溶融めっき鋼板での製品加工
【 DATA 】

材質:ZAM(高耐食溶融めっき鋼板)
板厚:1.6mm
加工:プレス加工


大きさ30mm程度の製品で、ZAM(日本製鉄製の高耐食溶融めっき鋼板)を使用してプレス加工しております。
この材料は一般的な溶融めっき鋼板と比較して加工性が良く、端面への伸びが良い為、板厚の厚い製品にも適しております。
また、めっき層から溶け出した保護被膜が加工断面を覆うため、優れた耐食性を有しております。
後加工で表面処理が不要なため、トータルでのコストダウンも期待できます。

プレス加工品のバリ対策

P1170675
【 DATA 】

材質:SUS304 2B(オーステナイト系ステンレス)
板厚:1.0mm
加工:プレス加工、バレル研磨

ステンレス材の中でも調質圧延を施した2B材をプレス加工後、バレル研磨にてバリを除去した製品です。
通常のバレル研磨では変形のおそれがある為、メディア(研磨石・研磨剤)の量や処理時間を調整することで変形が発生しにくいように工夫しております。

極小部品へのメッキ処理

極小部品へのメッキ処理
【 DATA 】

材質:C1100P(タフピッチ銅)
板厚:0.3mm
加工:プレス、金メッキ(封孔処理込み)


大きさ10mm程の非常に小さな製品です。加工性、耐食性に優れたタフピッチ銅を使用しております。
コストを合わせる為にメッキはバレル処理で行う必要があり、製品に変形が発生しないようノウハウを活かしてメッキ処理しております。

リン青銅への絶縁処理

リン青銅への絶縁処理 (1)
リン青銅への絶縁処理 (2)
【 DATA 】

材質:C5210-H(バネ用リン青銅)
板厚:0.2mm
加工:レーザー、汎用型曲げ、ニッケルメッキ、絶縁処理

リン青銅にニッケルメッキを処理し、さらにその上から絶縁コーティングを施した製品です。
製品の薄黄土色の部分が絶縁処理されており、対電圧試験100V(被覆部をクリッピングして測定)にも合格しております。

ステンレスのバレル研磨

ステンレスのバレル研磨
【 DATA 】

材質:SUS301CSP-3/4H(オーステナイト系ステンレス)
板厚:0.8mm
加工:プレス、バレル研磨

製品を加工後、バリを除去するためにバレル研磨処理をした製品です。
見栄えを良くするために、バレル研磨で光沢を出すことも可能です。
板厚が0.8mmあるステンレス材であっても、バレル研磨時に多少の変形が発生し、寸法が安定しないことがあるため
弊社ではノウハウを駆使して品質安定に努めております。

板バネの低温黒色クロムメッキ

板バネの低温黒色クロムメッキ (1)
板バネの低温黒色クロムメッキ (2)
【 DATA 】

材質:SUS304CSP-H(オーステナイト系ステンレス)
板厚:0.2mm
加工:プレス、低温黒色クロムメッキ

低温黒色クロムメッキ処理は、合金のような黒色の金属表面を作り出す特殊な表面処理です。
優れた光学的特性を持った処理で、この製品は乱反射防止が必要な部分に使用頂いております。
薄膜ですが、耐食性にも優れております。

ステンレスのカール曲げ

ステンレスのカール曲げ
ステンレスのカール曲げ (2)
【 DATA 】
材質:SUS304 BA(オーステナイト系ステンレス)
板厚:0.2mm
加工:プレス

光沢のある表面仕上げが施された材料を曲げ加工しております。
一度の工程で曲げきるのではく、曲げ加工の工程を幾つかに分けてプレス加工することで、曲げ傷を抑え、きちんと形状を出すことができます。

複相系ステンレス鋼での製品加工

NSS DP-2加工事例
【 DATA 】

材質:DP-2(複相系ステンレス)
板厚:0.6mm
加工:プレス、バレル研磨

大きさ40mm程度の製品で、順送プレス金型にて加工しております。
加工性や強度が優れているNSS 431DP-2(日鉄ステンレス製の複相系ステンレス鋼)を使用頂いております。
SUS301材やSUS304材と比較して、ニッケルの含有量が少ない為、市場の相場変動の影響を受けにくいというメリットがございます。

板バネ(HT1770)の時効処理

板バネ(HT1770)の時効処理
【 DATA 】
材質:HT1770(析出硬化型ステンレス)
板厚:1.0mm
加工:プレス、時効処理(析出硬化処理)

HT1770材は適切なバネ性を得るために時効処理(析出硬化処理)という熱処理が必ず必要になります。
時効処理前の表面はステンレス色ですが、時効処理後は銅に近い色へ変色します。大気中の酸素と反応して材料表面の酸化被膜が変色し、このような色になるのですが、性能上の問題はございません。
また、HT1770材は冷間加工状態での成形性が良く、カール曲げなど通常のステンレス材では難しい加工も対応可能です。

小型ダウンライト用の板バネ

小型ダウンライト用の板バネ (1)
小型ダウンライト用の板バネ (2)
【 DATA 】
材質:HT1770(析出硬化型ステンレス)
板厚:0.3mm
加工:プレス、時効処理(析出硬化処理)

大きさ20mm程度とダウンライト用板バネとしては小型ですが、通常のSUS鋼よりも高いバネ性が求められるものです。
成形加工性が良く、優れたバネ特性を持っているNSS HT1770(日鉄ステンレス製の析出硬化系ステンレス)をご提案し、加工しました。