屋外仕様の板バネ部品に、プレス加工をした後にステンレスであっても表面処理（今回の場合は※ディスゴ処理）をすることでワークに対してより耐食性をアップさせた事例がございます。
材質：SUS304CSP-H（オーステナイト系ステンレスバネ鋼）
板厚：0.5mm
加工：プレス加工、表面処理（ディスゴ処理）、組立（板バネとナットとの組立作業）
＜製品説明＞
SUS304CSP材は最も板バネに使われるステンレスバネ鋼であり、調質の種類も1/2H、3/4H、H、FHの４種類があります。
一般的なステンレスバネ鋼は他にもSUS301CSP材がありますが、耐食性はSUS304CSP材の方が優れています。
この板バネは屋外で使用することを想定しています。よってプレス加工後にディスゴ処理を施しています。
ディスゴ処理は環境ニーズに適応したクロムフリー高耐食性表面処理です。
ステンレス鋼も過酷な屋外環境化の中では錆が発生しやすい状況となり、表面処理を施すことでそういった環境下でもより耐食性をアップさせることができます。
弊社ではプレス加工はもとより、表面処理から組立まで一貫したものづくりを対応しています。
ぜひ普段のものづくりに関するお困り事に対して当社は積極的にアイデアをご提案させて頂きます。
